福岡から上京して下北沢、吉祥寺…17回の引越し人生を振り返る

家づくり
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ユリイカ
ユリイカ
こんにちは。ユリイカです。
長崎生まれの父と、京都生まれの母の元に生まれた私は、大阪で生まれ育ちました。
大阪☞鹿児島☞福岡、7軒の一軒家で過ごした幼少期

2歳の頃に両親が初めての家を中古で購入し、4歳の頃に売却した資金でPanaHome(現:パナソニック ホームズ)の注文住宅を建てました。
軽量鉄骨造で間取りは4LDK、リフォームを2回して35年経った今でも現役で活躍しています。

6歳の頃に、父親の転勤で大阪から鹿児島へ
そこで、関西弁を喋る転校生ということでイジメに遭うも、絵や漫画を描いたり、深夜にラジオや音楽を聴いたり、朝までゲームをしたりと趣味に没頭して過ごす。

灰と雨がよく降る鹿児島で過ごした6年間で、計3軒の一軒家に賃貸で移り住むことに。ここまでで移り住んだ家は5軒。

14歳の頃に、今度は鹿児島から福岡へ
賃貸の一軒家に単身赴任していた父がストレスで難病にかかってしまったため、中学3年生という超多感で中途半端な時期での転校は流石に辛かった。結果、少しだけグレることに(笑)。

両親も福岡に永住するつもりで、2軒目となる注文住宅を積水ハウスで建てました。大阪と同じく軽量鉄骨造で間取りは4LDK。

私自身は上京するまでの4年間をここで過ごしましたが、まさかその2年後に本社のある大阪へ戻ることになるとは、両親も夢にも思っていなかったようで、その後20年に渡り借家で肝心の家主は6年しか住むことなく、昨年に売却したそう。せつない…。

上京後、2年ごとに引越しを繰り返す

デザイン科の高校を卒業後、「映像作家になりたい!」と夢みて上京。

はじめて住んだ場所は、豊島区の東長崎にある女性限定の1Rの賃貸マンション。生まれてはじめてのマンションで一人暮らし。5階のベランダから見える東京の夜景が綺麗だった。

更新せずに引っ越した次の街は中野区の東中野で、目の前に銭湯がある1Kの賃貸マンション。ここは1年ちょっとで離れることになった。理由は、徹夜続きでまともな睡眠や食事も摂れず帰省中に救急搬送され、そのまま半年ほど入院することに…。

実家のある大阪へ強制送還された一年後。
「ここには自分の居場所がない」と痛感し、懲りずに再上京
福岡にいた頃のバンドメンバーである親友を頼り板橋区の成増の半地下マンションで数ヶ月ほど3人で暮らした。

当時はWeb制作の中でもFlashが絶世期で、親友にレクチャーを受けながら完成させた作品のおかげで、映像業界から晴れてWeb業界へ転職することに。

東京の4軒目に選んだのは、杉並区の高円寺の1K。とにかく古くて、ゴキブリが床ではなく何故か天井から出没しては落下してきた。

当時付き合っていた同僚で今の主人と同棲するため、中野区の新井薬師にある1DKのマンションへ引っ越すも、目の前にあったパブのカラオケ音と室外機の音がうるさくて1年ほどで引越すことに。

ユリイカ
ユリイカ
これまで東京では5軒の賃貸マンションに移り住み、ここが賃貸生活の最後になるはず、だったのに…。
結婚後、念願のマイホームを手に入れるも…

結婚を機に、今度は町田市の鶴川へ。
当時開発中だったニュータウンにパナホームが20軒分ほど分割譲渡していた。その住みやすさは実家で体感していたので、2006年に自身初となるマイホームを購入。

それから、半年も経たないうちに悲劇は起こった
当時の職場が、グラントウキョウ サウスタワーのある東京駅で、鶴川駅からは片道1時間かかる。そして予想だにしなかった小田急線・快速急行の満員電車が私を襲った。
急に息苦しくなり、めまいや動悸がして途中下車したくて発狂しそうになる症状が、前触れもなく頻繁に起こる。

診断名は、パニック障害
次第に各駅停車しか乗車できなくなり、終いには電車やバス、飛行機といった公共機関に一切乗車できなくなった。

ユリイカ
ユリイカ
そして、わずか1年半ほどで念願のマイホームとマイカーを手放すことに…。

売却後、好きな街で悠々自適の生活を送る

売却する前に賃貸やハウススタジオとして人に貸していた期間もあった。しかし幾度となく家賃を滞納されたり、某人気アイドルグループが出演するドラマの撮影で使用されると、ファンが詰めかけて近隣から苦情が出てしまい、結果売却して発生した赤字は2000万円ほど…。

上京して15年。こうなったら、ずっと好きで住みたかった街に住んでみようと思い、世田谷区の下北沢の1Rに、折りたたみベッドとテレビと冷蔵庫だけ運んで1年ほど居住。売却後は徒歩圏内にあった2DKのマンションへ引っ越す。

新宿にも渋谷にも近い<下北沢はとても住みやすく、東京で初の契約更新2回の計5年居住。

ユリイカ
ユリイカ
これまでの人生の中で、3年以上同じ場所に住んだことがない私にとって過去最長記録を更新!

妊娠・出産後、次のマイホームを検討

自著の出版を機に会社を辞めてフリーランスになり、ある程度やり尽くしたところで妊娠。
「さて、次はどこに住もう」と考えた。

自然と都会が調和していて子育てしやすそうな街ということで、武蔵野市の吉祥寺の賃貸物件を探し始めた。しかし、これまで20年近く東京の賃貸物件に7軒移り住んだ中でも比較にならないほどに空き情報が少ない。さすがは住みたい街ランキングのTOP3に毎年ランクインしている吉祥寺。

結局1年近くかかった末にようやく戸建ての賃貸物件が見つかり、以前の下北沢のさらに上をいく圧倒的な住みやすさに、3年居住したのちに隣地の土地を購入。

とにかく引っ越しが多い人生で、あらためて振り返ってみると、その土地や場所で出会った人や、そこで過ごした時間が今の自分を作り上げているんだなと、つくづく思います。

ユリイカ
ユリイカ
そして何気なく数えてみると、何と17回も引っ越ししていました!

ということで、次回のコラムは…

実際に私が利用した引っ越し業者の感想と比較、そして引っ越し料金を安くするためのコツや裏技

を書きたいと思います!

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