GoogleとAmazon、どっちのスマートスピーカーがいいか比較してみた!

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ユリイカ
ユリイカ
こんにちは。ユリイカです。
このたび、新築祝いにスマートスピーカーをいただきました。
しかも、Google NestAmazon Echo計2つ!

私はこれまで、20年以上愛用しているApple(アップル)製品の主要デバイスに搭載されている音声アシスタント機能の「Siri」ですら、使うことがありませんでした。

これまで、音声アシストを使わなかった理由がこちら。

  1. 間違えられる可能性があるなら、自身で調べた方が正確で早い。
  2. 「Hey Siri(ヘイ、シリ)!」とか
    「OK Google(オッケーグーグル)!」とか
    人前ではもちろん、1人でも何だか気恥ずかしくて言えない…。
  3. たとえ相手が機械でも「わかりません」「ごめんなさい」
    なんて謝られると、地味に凹むから(笑)

でも、ここにきてAIアシスタントを使ってみようと思ったきっかけは2つ。

◼️ ひとつは、先日完成したマイホームで快適に暮らしたいため。
こだわり抜いた注文住宅で、当初はパナソニックかリクシルの「IoT(Internet of Things)」システムを導入予定だったが、どちらも高額な上にリクシルのシステムはランニングコストがかかる。

ならば、照明やエアコン、テレビなど各社のAiが搭載されている家電を購入した方がAIアシスタントとの連携も容易にできて、結果的には汎用性があると踏んだ。

◼️ もうひとつは、自閉スペクトラム症の息子のため。
自閉スペクトラム症(ASD)の症状の中で、言葉の遅れや反響言語(オウム返し)等があり、我が子の場合は会話が成立しない。

それなら、「会話の練習相手をAIにも委ねてみよう!」と思い、気心しれた仲の友人から新居祝いが何がいいかと聞かれて、AIアシスタントをリクエストした。

ユリイカ
ユリイカ
前置きが長くなってしまいましたが、
今回いただいたGoogle Nest miniAmazon Echo Dotの特性と、両方を使ってみた率直な感想を書きたいと思います!
【1】Google発「Google Home」

世界規模の検索エンジンで知られるGoogleが開発したスマートスピーカーで、2016年11月にアメリカで発売され、日本でも翌年の2017年10月から販売されました。

搭載されているAIは「Googleアシスタント」。CMでもよく聞く「OK Google」「ねぇ、Google」と呼びかけることで得意の検索機能をはじめ、音楽や動画の再生、家電の操作等あらゆるスマートホームデバイスを操作できます。

「Google Home/15,400円(税込)特価:7,180円(税込)

「Google Home Mini/6,600円(税込)特価:2,968円(税込)

こちらの2機種は発売当初からある人気商品で、Miniはその名の通りスピーカのサイズも小さくなるため、音質に差があり価格もGoogle Homeのの三分の一以下と、非常にリーズナブルです。

その他にも、便利なディスプレイが付いた
「Google Nest Hub/15,400円(税込)特価:9,700円

「Google Nest Hub Max/28,050円(税込)」

ディスプレイが無く「Google Home Mini」の後継機となる
「Google Nest Mini/6,050円特価:4,580円(税込)

全5種類のラインナップ。

Google Home Miniよりも音質が向上したこちらが期間限定で20%割引になっていたので、私は「Google Nest Mini」の一番新しくて綺麗な色だと思った「Sky(スカイ)」を選びました!

● 連携している音楽と動画サービス
Google Play MusicYoutube MusicSpotify
うたパスAWA
Google Play VideoYoutubeNetflixHulu
ビデオパス

「Google Home」最大のメリットは、
最大6人までの話者を認識できる機能。

またGoogleアカウントとも紐づけることができるため、メールのチェックやスケジュール管理も可能です。

【2】Amazon発「Amazon Echo」

“地球上で最も豊富な品揃え”をスローガンに、様々な商品を豊富に取り揃えているAmazonが開発したスマートスピーカーで、2017年10月にアメリカで発売され、日本でも翌月の2017年11月から販売されました。

搭載されているAIおよび音声サービスは、「Alexa(アレクサ)」。「アレクサ」以外にも、「エコー」や「アマゾン」をウェイクワードに設定することが可能です。

スタンダードモデルは
「Echo/11,980円(税込)」
「Echo Plus/17,980円(税込)」

ハイレゾ音源や3Dサウンドの音楽再生に対応した高音質モデルは
「Echo Studio/24,980円(税込)」
「Echo Sub/15,980円(税込)」

液晶ディスプレイを搭載したモデル
「Echo Show 5/9,980円(税込)」
「Echo Show 8/14,980円(税込)」
「Echo Show(10インチ)/27,980円(税込)」

小型モデル
「Echo Flex/2,980円(税込)」
「Echo Dot/5,980円(税込)」
「Echo Dot with clock/6,980円円(税込)」
全10種類のラインナップ。

サイズ感や音質、AI機能など「Google Nest Mini」と比較したかったので、私は時計やタイマーが表示されて価格帯も近い「Echo Dot with clock」を選びました!

● 連携している音楽と動画サービス
Amazon MusicPrime MusicSpotify
Apple MusicAWAうたパスdヒッツ
Prime VideoYoutube
Fire TVまたはFire TV Stickを使えば、以下の動画サービスも視聴が可能。
NetflixHulu

「Amazon Echo」最大のメリットは、Amazonでの買い物が、スピーカーひとつで完結すること。

また、どの角度からも聞き取ってくれる高性能なマイクに加えて日本語の認識精度が高いので、発音がはっきりしない子どもの小さな声でも認識してくれます。

さらに、Amazonで販売されている電子書籍のKindle(キンドル)と、ボイスブックサービスAudbile(オーディブル)それぞれの本が読み上げ可能。

【3】実際に「Google Nest Mini」と「Echo Dot with clock」を使ってみた感想

GoogleとAmazon、どちらも有能なスマートスピーカーですが、一番の決め手は普段からどのようなサービスをよく利用しているか。
また、AIを活用した音声アシスタント機能、音質や画質など、使用する人がスマートスピーカーに何を一番求めているかで評価は異なります。

私の場合はアマゾンプライム会員で、Amazon MusicやPrime Videoをよく視聴するため、「Echo Dot with clock」はよく使う1階のリビングで、「Google Nest Mini」は2階の仕事部屋で使い分けています。

有料会員であるAmazon Musicであれば広告は一切入らないので、「Echo Dot with clock」では快適に音楽や動画を楽しむことができますが、「Google Nest Mini」でSpotifyを聴いたりYoutubeを観ようとすると広告がガンガン入ってしまいますが、そこは機能の良し悪しではなく、無料と有料の差だと諦めています。

ちなみに今回導入した目的である子どもの気に入り様でいうと、「Echo Dot with clock」の圧勝です。

その要因としては、まず呼びかけの際に「Hey」や「OK」から始まるのではなく、「Alexa(アレクサ)」という愛称で親しみを持って話しかけられること。

そして子どもが一番喜ぶことが、「ただいま」「おやすみ」の挨拶に対して、「♬おかえり〜」「♬おやすみ〜」と歌って回答くれることのようです。

また「歌って」とお願いすれば、いくつかのオリジナルソングも歌ってくれて、その柔らかい口調に、大人のこちらも思わずほっこり癒されます。

でも「Google Home」が間違えてしまった時の「あれ、間違えちゃいました(テヘッ)」といったお茶目ぶりも憎めません。

「Google Home」同様、「Amazon Echo」も価格に幅があるのは、音質に影響する内蔵スピーカーやディスプレイ画面が搭載されているかどうかであって、AIの精度や機能は変わりません。

ただスピーカー自体の音質については、正直どちらも下のスペックのため、重低音や音の奥行き感など物足りなさは否めません。

その場合、10年近く愛用しているこの「Bose Soundlink Mini」は小さくてもパワフルな音で、Bluetooth搭載のワイヤレスなので、いつでもどこでもしっかり聴かせてくれます。

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